と、その前に。
「そうダムフォトコンテストってなんじゃい」という人もいらっしゃるでしょうから、簡単に説明します。
そうダムフォトコンテストとは
①ダムの素人が審査員
そうダムもダムを巡り始めて1年が経過し、ダム巡りの際に注目する部分にも変化が生じてきました。そして、この楽しさをみんなにも知ってもらいたいと思うようになってきました。しかし、ダム巡りの良さを広めるためには、ダムのことを知らない人に良さを伝えなければなりません。「ダムに行ったことのない人たちはダムのどんな写真に魅力を感じるのか」「ダムのどんな部分に興味を示すのか」それを知ることができるのではないかと思い、ダムに行ったことない人に審査をお願いしました。
②誰でも気軽に参加できる
全くの素人が審査員ですので、何も緊張せず応募することができます。「フォトコン興味あるけどまだ私にはまだ・・・。」という人の練習にもなると思います。
③審査基準がかなり雑
テーマもありませんし、見る側は知識もありません。「なんか良い!」「すごい!」「ダムってこんなんなんや!」こんな感じです 笑
④過去のダム巡りを振り返るきっかけに
ダムを巡って様々な写真を撮ると思いますが、振り返って見ることってなかなかないと思います。このフォトコンが過去のダム巡りを振り返るきっかけになり、皆さんに楽しんでいただけたら嬉しいなと考えています。
それでは発表します!!
最優秀賞(1名)
opin☆ さん
大井ダム(岐阜県)
「ゲートがずらーーーっと並んでて壮観です!」
審査員コメント
・風景に溶け込んでいて、自然との一体感を感じた。
・空がきれいで気持ちよさそう、実際に行ってみたくなった。
・ぱっと見で一番惹かれた、実物をみてみたい!
最優秀賞のopin☆さんには「そうダムオリジナルグッズ」をお送りします!
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優秀賞(3名)
※応募順
ベロたん さん
三保ダム(神奈川県)
「好きなダムですけど、まだ放流は見たことないです。」
審査員コメント
・ダムって暗いイメージがあったけど、イメージが変わった。
・すごく可愛い写真!ここでお昼寝したら気持ちよさそう。
・あら、かわいいお花。花冠をかぶせてあげたいな(誰に)
しまね☆もんちゃん さん
三成ダム(島根県)
「日本最古のアーチダムとして土木遺産になりました。」
審査員コメント
・こんな機械みたいなダムがあるんだと思った。
・何かはわかりませんが、たくさんの装置がかっこいい。
・工場夜景好きなんですが、夜とか光るんですか?
フラ さん
小渋ダム(長野県)
「ダムの大きな役割「貯水」がわかりやすいと思う写真です。今年の「もりみず」で撮影しました。」
審査員コメント
・せき止め感がすごい!すごい量の水を貯めてるって伝わる。
・水圧が凄そう。なんで支えられるんだ…びっくり。
・すごく薄いように感じるけどこれでいいのか。不思議。
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要項にはありませんでしたが、審査員の強い要望がありもう一つ賞を設けました。
審査員特別賞(1名)
いしい ゆうり さん
小田切ダム(長野県)
「片道2時間かけて自転車で行きました!」
現役の「ダム好き高校生」からの応募です。
真夏の炎天下、自転車で2時間かけて写真を撮影しに行ったそうです。
審査員コメント
・熱中症にはくれぐれも気をつけてね。
・こんな風に目立つ看板が付けられてるダムもあるんですね。
・車がなくても自転車で頑張るその情熱に感動した!
審査風景を眺めていて思ったこと
この度、3人の友人に審査を頼みました。
もちろんダムに行ったことはないし、カメラ知識もない人達です。
そんな3人の審査中の様子を見て思ったことです。
まず、今回審査をしてくれた3人のダムに対する共通のイメージは「山奥で暗く、こわい雰囲気」でした。従って、賞に選ばれた作品はどれも天気が良い日の爽やかで明るい雰囲気の写真でした。
そしていろいろな反応があり、見ていてすごく面白かったです。
「機械みたいやん、なにこれ!」
「うわ、でかいなぁ」
「こんなに大量の水出すんや・・・。」
あとから聞いてみると、ダムと言われたら大きな壁で、ゲートレスのシンプルなダムのようなイメージが強かったみたいです。ズラッとゲートが並んでいるダムは新鮮に見えたそうです。
写真で目にするだけでも充分なインパクトがあるんだなと感じました。普通に生活していたらダムの写真を目にすることも少なく、積極的にダムの情報を発信して色々なダムを見てもらうだけでも充分なPRになるのかなと思いました。
また、「お昼寝したい」「ここでゆっくり過ごしたい」などの感想も目立ちました。そうダムも最初にダムに行った時、普段の生活から離れた山奥の静かな空間はすごく落ち着いていて癒されるなと最初に感じたことを思い出しました。
ダムの側にキャンプ場などのアウトドアの施設があったり、カフェがあったり、京都の日吉ダムみたいに下流に広場があるダムは一般の方々にもウケがいいだろうなと感じました。下流側は放流中は危険な場合もあるので難しいこともあるとは思いますが、ダム周辺の豊かな自然を活かした非日常の空間づくりはダム巡りを広めていく上ですごく武器になるのかなと感じました。
と、もうすでに当たり前の事なのかもしれませんが、個人的に見ていて感じたことを簡単に書いてみました!
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第1回は合計40名の方からご応募いただきました!
こんなにも多くの方から応募していただけるなんて思ってませんでした。
ありがとうございました!
素人運営で至らない部分も多かったことと思います。
評判が良かったらまたゆる〜く開催したいと思います!
許可をいただけた方の応募作品を応募順で掲載しています。
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ダム名、名前の間違い、リンク先の変更希望などありましたら、お知らせください。
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